ワイヤーハーネスの製作に必要な部品を調達するには
ワイヤーハーネスの製作に必要な部品を調達する方法をご紹介いたします。電線、コネクタ、端子、チューブが主な必要部品です。
１：商社（販売代理店）から調達する
各部品は各種商社が取り扱っており、商社経由で必要な部品を調達することができます。有名な部品メーカの製品は数十から百社以上の商社が取り扱っている場合があります。必要部品のメーカを調べ、該当メーカの取り扱いのある商社に見積を依頼します。商社によって得意な分野やメーカがあります。必要部品が得意な分野に該当する複数の商社に見積を依頼すると価格や納期など条件がより良い見積を入手できる可能性が高まります。商社はインターネットで検索して調査することが来ます。またメーカに問い合わせると商社を紹介してもらえます。ワイヤーハーネス業界に精通している企業に相談すると有益な情報が得られるかもしれません。
２：メーカから直接調達する
メーカによっては商社を通さず必要部品が調達可能な場合があります。直接販売が主流のメーカも存在します。また直接販売が主流ではないが、メーカの製造工場が近くにあり直接販売に応じてくれるといったケースもあります。商社を通さない故に価格や納期が有利な傾向がありますので、取引に関してメーカに問い合わせましょう。
３：インターネットを利用して調達する
インターネットを利用した電子商取引（EC）によって必要な部品を調達することができます。必要部品の型番をインターネットで検索すると、販売しているウェブサイトが存在すれば検索することができます。インターネットを利用した調達は必要部品を少量かつ短納期で入手できるなどメリットがありますが、商社に比較して割高な傾向があります。
４：ネットワークを利用して調達する
同業他社など自社のネットワークを利用して部品を調達することができます。受注生産品や生産中止品で商社やメーカに在庫が無い、または納期が間に合わないといった困難な場面でネットワークが役立つことがあります。また長年の仕入れ量が多く特定メーカの部品に関して強い価格力を持つ同業他社も存在します。
